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コラム

一敷座主宰・一石麗衣による、不定期コラムのページです。

一敷座のひとりごと

 コラム #1 コラムの名前

まずは、旗揚げ公演『水の鳴るほうへ』へお越しくださいましたお客様、関係者の皆様、有難うございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さて、一敷座のホームページにて、コラムを書くことになりました。
さぁ、第一声を何にしようか、色々考えれば考えるほど、空振り確定のませたことしかでてこないのです。ここは身の丈にあったことを書こう…いやいやそんなつまらないことでいいのか。と勝手に葛藤した結果、コラムの名称を決めることを悩んだという、演劇に触れない感じで書きます。
一敷座オリジナルの、コラムの名称をどうしようかと悩んでおりました。きっと日記のようなものになるだろう。「ノート」…「note」…いや、そういうアプリあるしな、などと考えていました。
名前をつける、または奪うという行為は、あるものを支配することだと教えられたことがあります。このコラムに名前をつけることでコラムを支配するのか。コラムの実態を作る段階なので支配も何もあったものではありませんが、これから同じようなことをする機会が多く待ち受けているのだろうなと思っています。新しいことをしたいからこそ、そうであるべきだと思っています。

ここで、コラムの名前を思いついたので記します。『一敷座のひとりごと』…ながいな。きっと「ひとりごと」と呼ばれるのだろうな。名称が長いと、変な略され方をすると聞いたことがありますが、まぁこれなら大丈夫だろうと。
本日から『一敷座のひとりごと』、よろしくお願いいたします。
コラムの名称のことを書こうとはいえ、演劇に全く触れないのはいかがなものかと思いますので、「稽古場」について少し書きます。
一敷座の劇団員は、今は各々の現場で演劇に触れていたり、ほぼ触れていなかったり、各々多忙な時期を過ごしています。他の稽古場に参加させていただくということは、それだけ学ぶ機会が多いわけですから、それぞれ異なった知識や価値観を持って劇団に帰ってきます。各々が学んだことを持ち寄って、次回公演のための稽古場づくりが出来たらとてもよいなと想像しています。現代の稽古場という場所や時間についてのワークショップなど、最近はよく見かける印象を持ちます。
それだけ、時代の流れによって形を変えるものであるのだなと感じています。作品づくりのための稽古場づくり、していきたいと思います。

今後とも一敷座をよろしくお願いいたします。

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